【面白山】2016年5月21日
2016年5月21日。
山形と宮城の県境にある、面白山(おもしろやま)へ。
変わった名前ですよね。
ウィキ先生曰く、山形からみると面が白くみえるので、面白山というらしい。
標高1,264m。
今回、初めてが2つあります。
初めてその1~電車で移動~
そこからすぐ登山口へ行けます。
アクセスが良いので、電車で行くことになりました。
なおこの仙山線、地元では有名な線。
なんでも、枯葉が線路に落ちただけで電車が止まってしまうとか。
もはや都市伝説な話なものの、以前冬場に3ヶ月ほど通勤で使っていたのですが、
確かによく遅延とか止まったりしていました。
初めてその2~新メンバー、Y氏~
今回のパーティは5名。
私、鉄人T氏、鬼隊長K氏、隠れお嬢A氏。
そして新人、カナダ帰りのバリバリ日本女子、Y氏。
このY氏、女子とてあなどることなかれ。
「私、毎日徒歩通勤なんですよ~歩くの早くて。」
とスナックのママ顔負けの声で、さりげなく体力自慢。
榴ヶ岡公園での花見の帰り、仙台駅までの徒歩中の会話。
ほう、私に体力自慢かね、と大人気なくちょっとだけムキになる私。
その体力がこの登山以降、証明されるのであった。
わくわくでいっぱいの車中。
とうぜん、先頭車両。これはトンネルの中。
面白山高原駅を下車し、数分で登山口着。
電車を下りる人がたくさんいました。
ここから登り出します。
晴天、とまでは行きませんが、
山の香りが清々しい気分にさせてくれます。
遠くに滝が。
そして沢もあります。
とにかく水が豊富な山。
水場です。
そしたらこのあたりから、なんと雨が。
慌ててカッパを着出します。
あと500m!
がんばって!
山頂到着!!やった!
相棒のアイコスとともに満足気なK氏。
山頂からの景色は、素晴らしいものでした。
かすかにみえる、雪山。
あの山は確か、(わかんない・・・)
しかしこの素晴らしい景色を、見事に邪魔するやつがいました。
そうです、ハエです。
山頂付近には大量のハエが発生していたのです。
そしてそのハエどもは、なぜか鬼隊長のみ威嚇してきます。
鬼隊長、思わぬ敗戦。
おかげで我々は助かりました。
そんな鬼隊長K氏、腹ごしらえでウィンナーを。
しかしこれは、明らかに焼きすぎですね。
そして山頂で何かを考えている、私。
さあ下山開始です。
しばらく行くと、景色が開けるポイントに。
ここは本当に素晴らしいポイントで、写真ではわかりにくいですが、
ジブリで出てきそうな稜線でした。
進んでいくと、何やらK氏が見つけました。
そう、蔓です!
これは面白そう!まさに面白山!
K氏が私にも猛烈に勧めてきたので、私もトライ!させられました。
が、体重を蔓にあずけたとたん、ズサササと蔓が折れ、上から蔓やら葉っぱが頭の上に。
一歩間違えば大怪我でしたが、幸い無傷で済みました。
さすが鬼隊長。色々と勉強になりました。
そんなことをしていると、鉄人T氏があることに気づく。
そう、電車の時間が間に合わないかも・・・・
!!!
やばい、これはやばい。
乗り遅れたら、次が2時間待ち。
これはやばいということで、ダッシュをすることに。
しかしかよわいA氏、私もうだめ~と弱音をはき、倒れこむ。
立て、立つんだA!
ほんとギリギリでなんとか電車に間に合い、無事帰路に着くことができた我々。
安心したせいか、車内でぐっすり。
仙台に着き、豚カンという国分町のT氏知り合いの店で打ち上げ。
面白山、電車でも行ける素晴らしい山です。
ただし、ハエさえいなければ。
虫は厄介だということを知った登山でした。
下山中にT氏がハエにさされ血が出たようで、
しきりに「血が・・・」「血が・・・」とボソボソと呟いていました。
鉄人らしからぬ発言。
そして初登場のY氏。
写真ではあまり出番がありませんでしたが、全然平気そうでした。
A氏はダウンをくらったのに。