【蔵王山~樹氷ツアー~】 2016年2月11日 

蔵王樹氷が凄いから、見に行こう!
蔵王樹氷ツアーだ!

とK氏が言いだし、大雪真っ只中の蔵王へ行くことになった。
当初はツアーに参加する案も出ていたのだが、費用の関係で、
「自分たちだけで行こう、どうにかなるだろう」と自力で行ってみることに。

当然雪山は初めて、道具のレンタルやコースなど、
名プレゼンターでもあるK氏が全て段取ってくれた。


樹氷とはスノーモンスターとも言われ、
木が氷や雪で覆われ、まるでモンスターのように見える状態になるもの、らしい。
(違ったらすみません)

私はこの樹氷という言葉をこの時初めて知りました。

しかも一定の気象条件を満たさないとできないらしく、
蔵王以外ではごく限られた地域でしか見られない、とても貴重な現象。

これは楽しみ。


パーティは私、K氏、鉄人T氏、隠れお嬢A氏の4名。


K氏の車でロープウェイ麓の駐車場へ。
そこからレンタルでスノーシューなるものを借りる。
いわゆるカンジキ。雪の上を歩くのには必須なアイテムらしい。


ロープウェイで2駅目の地蔵山頂駅へ。

 

山頂駅に着くと、外は真っ白のホワイトアウト状態。
1m先が全く見えない。

「これは行けるのか?」
「無理だな、しばらく様子を見るか?」

何回か押し問答をした結果、
様子見がてら私とT氏が少しだけ登ってみることに。
そうです、ワクワクを止められなかったのです。
(係りの人も、行くなら自己責任で、と言っていた)

その間、K氏とA氏は食堂で待機です。


私とT氏は登り始めようとするも、真っ白で何もわからず。
地蔵山への方向もよくわからなかったのですが、
何人かが進んでいるのを見つけたため、とりあえず後を追ってみることに。

スノーシューでの歩き方も慣れ始めた頃、
だんだんと晴れてはじめて。


すると周りの景色が見え出して、素晴らしい光景が目に入ってきました!

 

f:id:cg-and-me:20171130221059j:plain

 

 

「うおおお」だの、
「すげええ」だの、言っていた気がします。

 

f:id:cg-and-me:20171130221145j:plain

 

 

一旦ロープウェイ駅まで戻りK氏とA氏を呼んできて、
再度トライ。

周りの人と同じコースを歩きながら、
無事に地蔵山頂上へ到着!

 

f:id:cg-and-me:20171130221223j:plain

 

 

食堂待機組は、なんとアツアツのカレーを食べていたそう。
なので私とT氏は腹が減ったため、お約束の山頂ランチに。

T氏はおにぎりを、私はカップラーメンを食べることにしました。


がしかし風が強く、うまくバーナーの火が付けられません。
なのでミニかまくらを作り、お湯を沸かすことにしました。

 

f:id:cg-and-me:20171130221254j:plain

 

 

でも気温が異常に低かったせいか、全くお湯が沸騰しません。
めちゃくちゃ時間をかけて、ぬるいお湯でラーメンを食べた記憶があります。
美味しくなかった気がする。

 

下山はすっかり天気も良くなったため、
「歩いて下りよう!」ということで、ロープウェイは使わず下山にトライ。


見事な眺めです。

 

f:id:cg-and-me:20171130221351j:plain

 

 

スキー客がいる中、我々は端っこのほうをスノーシューで降りていきます。

 

f:id:cg-and-me:20171130221413j:plain

 

 

f:id:cg-and-me:20171130221634j:plain

 

 

スキーやボードで勢いよく下るのも良いですが、
こうやって歩きながら、遊びながら降りていくのもとても面白い。

新雪なので転んでも平気、高いところからジャンプしたり、少し無理なことをしても平気です。


ただし、木の根元には超巨大な穴がぽっかり空いているため、
木の根元には近づけません。


スキーのコース外のルートを歩けるのも魅力。
ひたすらロープウェイの下を降りていきました。


しかしあたり一面、素晴らしいモンスターがいっぱいいて感動です。

 

f:id:cg-and-me:20171130221707j:plain

 

 

帰りは麓の日帰り温泉に入浴。
硫黄満載の温泉で、次の日まで硫黄臭でいっぱいでした。

温泉宿で見えた夕日とつらら。

 

f:id:cg-and-me:20171130221736j:plain

 

 

この樹氷ツアー、普段の夏山登山とは違った魅力があり、
とても貴重な経験となりました。

企画してくれたK氏に感謝です。

でも雪山は一歩間違うと遭難の危険性があるため、
次は慎重になりたいと思います。